• 新井 千鶴

セレンディピティと検索ワード



セレンディピティ(serendipity)という言葉を聞いたことがありますか?

そんなに古くからある概念ではないように思いますが、日本語に訳すと「思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。(広辞苑)」とあります。

ビジネスで「セレンディピティ」は一つの能力・スキルとして捉えられており、偶然の産物で終わらせず、それを新たな視点と解釈しイノベーションに活用することで、セレンディピティをロジカルに管理するのだそうです。


ふむふむ。なるほど。


偶然の出会いとは、意図して得られるものではない、

あるいは、それ以上のものを発見することの面白さといいますか、

価値を感じるものだと私は思っています。


何かを求め、何かを探すとき、

どんな検索ワードを入力するかで、

検索後のアウトプットが決まってきます。


検索ワードを選択する段階で、自分の価値観や先入観から逃れることはできず、一生入力することのない検索ワードもあると思います。

探しているものが単なる消耗品のネットショッピングなら別に問題はありませんが、自分の殻を破りたくて、新しい世界を切り拓きたくて、イノベーションを起こしたいときに異次元の何かを探しているときに、果たして自分は、それにたどり着く検索ワードを打てるだろうか。。。



なんでこんなことを考えたかというと、、、


先日夜のラジオをボッ〜と聞いていたら、Moment Joonさんという韓国出身 大阪在住のちょっと特殊なラッパーのスタジオライブと出会いました。


正直、これまで自分が求めて手を出す音楽ではなかったのですが、聴いてみて衝撃というか、言葉にできない感覚を抱きました。


彼のことはもちろん知らなかったし、知るきっかけもありませんでした。

このラジオを運転中のBGMとして聴かなければ、彼と出会うことはなかったでしょう。

私の検索ワードにはなかった世界でした。

彼に抱く不思議な感覚、最初は耳障りと思いイラつきながら聞いていた音楽が、なんとも言葉にできない感情になってきて・・・。


これって何なんだ????


と考えていたら、セレンディピティという言葉が浮かんできました。



自分の検索ワードがベストな答えを導くとは限らないと思った瞬間でした。

#セレンディピティ

# serendipity

# Moment Joon