• 新井 千鶴

ゴールデンスターと残心



新たな事務所にある「芝生」が、

日々を彩る趣味になった話の続きです。


芝刈り機は、芝生ファン憧れの作業です。


初心者の私も、居ても立ってもいられず、

有識者のYoutubeレビューや

各社サイトでメーカーや機種を比較検討し、

早速、購入しました。


私が選択したのは、

キンボシ製のゴールデンスターシリーズです。


私が研究した範囲では、

キンボシ社は、芝生愛好家から厚い支持を集める

手動芝刈り機の主要メーカーの一つです。


真っ赤なボディの

ゴールデンスターブランドの芝刈り機は、

その存在感、メカニズム、

芝生の上を押したときの

ロータリー刃の回転音と切れ味、


どれをとっても極上の逸品でありました。


同封された検査証明書に押された検査員の押印からも、

自社商品の品質を誇る気概を感じました。


芝刈り機は、芝の葉先が伸びてきた頃、

芝生が乾燥した状態で月に数回かけます。


芝刈りを行うと、

葉先の長さがピシッと整います。


その様子は、芝生を愛するがゆえの

「細やかな管理」がなされている感が満ち溢れて、

非常に気持ちがいいものです。


芝刈りは、葉先の長さを整えるだけでなく、

新たな葉の成長を促し、

芝の密度アップに寄与するとのことです。


芝の密度は、

芝に対する重要な評価ポイントです。


さらに、芝生をステキに見せる

“こだわりポイント”と言えば、

芝の「きわ」の切り揃えが挙げられるでしょう。


「きわ」とは、芝生のエッジ部分、

レンガとの境目のこと。


これをレンガに合わせてまっすぐに切り揃える。


これもまた、格別の気持ちよさであります。


ちなみに、「きわ」の切り揃えは、

芝刈り機ではなくハサミを使用します。


人は、その所有者が

心を込めて管理しているのか否か、

その気配で瞬時に察知する感性を

みんな持っているのではないかと思います。


「管理されている感」は、

そのものや、所有者に対する評価に影響を与えます。


私は「残心」という言葉が好きなのですが、

その場所に残っている、そのもの、

その所有者・管理者の心を一つずつ、

ささやかながら大切にして、

できる範囲での管理に努力し、

新事務所でお仕事、がんばろうと思っております。